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2013.08.15
【 12:42PM 赤抜沢ノ頭 】  6時間47分
1143_01-.jpg

賽の河原から登ること10分、2750mピーク・赤抜沢ノ頭へ。
雲が広がり南アルプスの絶景は望めませんが、これから歩く稜線が見えました。正面に観音岳。
「こんな場所までよく歩いて登って来たなぁ~」しばし目の前の光景に見とれます。(写真がコンデジなのが残念…)



1143_07-.jpgが、しみじみ景色を堪能できたのもつかの間、
いよいよゴロゴロと雷が鳴りはじめました。
雲に近いところにいるからでしょうか、音がすごく近い!
雷雲は確実に発達しているようで、西の空がどんどん暗く
なってきています。

ただでさえ、雷が異常に怖い梅子なのです…(子供の頃に
雷で怖い思いをした事がトラウマに)
おやじはまだ大丈夫だって言うけれど、ゴロロと鳴るたび
にビクビク!

だってここは逃げる場所のない稜線・山のてっぺんだし!

怖さのあまり、足が自然に走り出しました。
標高が高いせいか、息がゼイゼイ切れるも、走らないでは
いられない!!足にはドンドコ沢を登った疲れが溜まって
いますが、緩やかな所は走って距離と時間を稼がねば…
急いで尾根を抜けないと雷直撃のピンチです!!





振り返ると、

1143_02-.jpg

おやじが、梅子の名前を叫んでいます。
おやじが梅子に置いていかれるなんて初めて… 梅子が必死だったのもありますが、腰を痛めた梅子のために、重い荷物は
すべておやじが持っているので早く走れないのです。走るのに夢中で、手ぬぐいを落とした事に気づかなかったのですが、
おやじが拾ってくれていました。おやじが後ろでよかった!
梅子がおやじを待たずどんどん先へ行ってしまうので、手ぬぐいを握りしめ、むくれ顔のおやじです。

基本的におやじの方が余裕があるので、足を引っ張りかねない梅子が動けるのであれば、ここは貯金的に
先に進んでおいた方がおやじも楽だろうと思って、頑張ったのでした。(決して見捨てたわけではない。)



1143_04-.jpg

          日々の自転車通勤のおかげか、体力と脚力は人並み以上にあるおやじでしたが、
          重いザックを背負って標高2700m地点を走ると、さすがにバテるようです。
          これまでの登山では見せた事の無い疲労の色が浮かんでいます。
          「身軽な梅子 = 重い荷物を背負ったおやじ」で、体力的に釣り合うわけね…



1145_06.jpg


   それでも、雷に怯える梅子よりは、おやじの方が
   余裕があるようで、こんな写真を撮っていました。

   「ゴリラの横顔」に見える?

   登山者からは、ゴリラ岩と呼ばれているようです。
   梅子はゴリラ岩をスルーしてしまいました。



   上の方に載せた「石の矢印」の写真も、おやじの
   撮影で、赤抜沢ノ頭を下ったところにありました。
   並べた石で作られた矢印が、進む方向を示してく
   れています。とても楽しい目印です。誰が作った
   のでしょう…
   





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晴れていれば、日本で二番目に高い山・北岳の雄姿が間近に見えるのですが、ガスに覆われています。
写真を補正してみると、左端にうっすらシルエットが見えました。(これもおやじフォト。)



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稜線歩きとは言え、観音岳までの道のりはアップダウンが激しく、ガレ場の登りはなかなかこたえます。



【 01:12PM 鳳凰小屋への分岐 】  7時間17分
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1143_10-.jpg

白砂が広がる鞍部。「ここは海岸か?砂漠か?天国か?」どこか別の国に来たのではないかと思うような、不思議な景色。
相変わらず雷はすぐ近くでゴロゴロ鳴っていましたが、白砂と岩の質感がとても美しくて、ここではおやじのザックから
一眼レフを取り出して写真を撮りました。



1145_08.jpg   この場所に、鳳凰小屋に行くルートの分岐がありました。
   地蔵岳を経由せず鳳凰小屋に行く事ができます。

   赤抜沢ノ頭からここまで、地図でのコースタイムは30分と
   なっていました。登りもだらけず、所々走ったというのに
   まさかまさかのコースタイム通り!!
   少し休憩を入れたのは、この後だったと思うんだけど…
   気持ちだけ走ったつもりで、実は歩くのと変わらない速度
   だった?高山病にかかっていて走っている幻覚を見てた?
   休んだ記憶がぶっ飛んだ??何故だか、頑張ったはずなの
   に「ちっとも早く進んでいないという事実」です・・・
   
   


この後の登り返しが、結構キツかったように思います。(必死に登っていたので写真がありません。)



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ガレ場を登りきると目の前に観音岳の頂。あともう少し!    山頂に人が立っているのが見えます。



【 13:34PM 観音岳 】  7時間49分
1143_13-.jpg

1143_16.jpg▲2峰目の山、観音岳〈2840m〉登頂!

梅子の人生で、一番高い場所に立ちました。
(おやじは富士山に登っているので、二番目です。)

鳳凰小屋分岐から観音岳までは、32分かかりました。
地図のコースタイムは40分だったので、この区間は
8分早く着きました。
しかし、雷に追い立てられてのこのコースタイム。
頑張らなくても40分で来れると言うのか・・・





鳳凰三山・最高峰からの眺めは、

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東の方・ガスがかかってぼんやりとしています。        西の方・谷から上がってきた濃い雲で何も見えません。



残念ながら、展望なし。 (分かってた事だけどね…)



1143_17.jpg

次に向かう薬師岳も、ガスに包まれています。



雷の音は更に大きく、ゴロゴロ鳴っている時間も長くなり、天候が崩れるのは間違いなさそうです。
今まで梅子一人が雷パニック祭りでしたが、おやじもここへきて「これはやばそうだね…」と言い出しました。
だから、ずっとやばいって言ってるじゃ〜ん。

さあ、稜線歩きもあと少し!最後の頂、薬師岳へ向かいます。



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